ホワイトニング後の食事|食べていいもの・控えたいものと注意する時間の目安

「ホワイトニングのあと、何を食べていいの?」「コーヒーはいつから飲める?」

ホワイトニング後は、色の濃い飲食物をしばらく控えるよう案内されることがあります。ただし、食事制限が必要かどうかや注意点は、使用する薬剤や歯科医院の方針によって異なります。

この記事では、控えたい食べ物・飲み物や食べてもよいもの、コンビニや外食で選びやすいメニュー、注意する時間の目安を解説します。

目次

ホワイトニング後に控えたい食べ物

ホワイトニング後の着色に配慮したい場合は、色の濃い食べ物を控えるのがひとつの方法です。目安は「白いシャツにこぼしたらシミになりそうなもの」です。以下は必ずしも食べてはいけないものではなく、施術後の食事を選ぶ際の参考例です。

食品・料理具体例
カレー・ハヤシライスカレーライス、カレーうどん、ハヤシライス
トマトソース・ケチャップを使う料理ミートソースパスタ、ナポリタン、オムライス
醤油・ソースを多く使う料理煮物、照り焼き、ソース焼きそば、お好み焼き
色の濃い漬物キムチ、しば漬け
お菓子チョコレート
色の濃い果物ブルーベリー、いちご、ぶどう

和食は醤油を使う料理が多いため、意識しないうちに色の濃いものを口にしていることがあります。味付けは、醤油やソースの代わりに塩やだし、ホワイトソースなどを使った料理を選ぶとよいでしょう。

ホワイトニング後に控えたい飲み物

飲み物も、食べ物と同じく色の濃いものは控えたほうがよいとされています。飲み物は歯の表面全体に触れやすいため、普段から飲む習慣のある方は特に意識しておきましょう。

飲み物具体例
コーヒーブラックコーヒー、カフェオレ
お茶紅茶、緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶
ワイン赤ワイン
色の濃い炭酸飲料コーラ
色の濃いジュースぶどうジュース、野菜ジュース

どうしても飲みたいときは、ストローを使うと、飲み物が前歯に直接触れる機会を減らせる場合があります。ただし、ストローを使えば着色を防げるというわけではありません。飲んだあとは、水を飲んだり口をすすいだりして、口の中に残った飲み物を洗い流しておくとよいでしょう。

ホワイトニング後に食べてもいいもの

ホワイトニング後の食事で着色に配慮したい場合は、白い食べ物や色の薄い食べ物が選択肢になります。施術を受けた歯科医院から食事について説明があった場合は、その指示を優先してください。

種類主な例
主食白米、おかゆ、うどん(つゆは薄めに)、食パン、塩パン
肉・魚・卵鶏肉(塩味)、白身魚、卵料理(ケチャップなし)
野菜大根、キャベツ、白菜、もやし、じゃがいも
乳製品牛乳、チーズ
汁物お吸い物、クリームシチュー
飲み物水、白湯、牛乳

コンビニで買えるもの

外出先でもコンビニで選べるものはあります。選ぶときは「白い・色が薄い」「ソースやたれがかかっていない」の2点を目安にしましょう。

  • 塩むすび
  • サラダチキン(プレーン)
  • ゆで卵
  • 食パン、塩パン
  • チーズ
  • うどん(つゆは薄めに)
  • ポテトチップス(塩味)
  • 牛乳、ミネラルウォーター

昼食・夕飯におすすめのメニュー

食べてもいいものを組み合わせると、次のようなメニューが作れます。商品や作り方によって色や味付けは異なるため、あくまで一例として参考にしてください。

昼食の例

  • 塩ラーメン
  • カルボナーラなどのクリームパスタ
  • うどん(つゆは薄めに)
  • 塩焼きそば

夕飯の例

  • 白米、白身魚の塩焼き、お吸い物
  • 白米、鶏むね肉の塩焼き、蒸し野菜(塩で味付け)
  • クリームシチュー、パン

ホワイトニングを受けた当日は、夕飯のメニューに迷うこともあるでしょう。色の濃い飲食物を控えるよう案内された場合は、汁物は味噌汁よりお吸い物を選ぶなど、味付けの色を意識するとメニューを決めやすくなります。

判断が分かれる食品

酸味の強いもの(レモンなどの柑橘類、お酢など)は、ホワイトニング後に控えるよう説明されることもあります。

酸は歯の表面を一時的に軟らかくすることがありますが、これはホワイトニング後に限った話ではありません。また、試験管内の研究ではホワイトニング後の歯が酸の影響を受けやすいという報告がある一方、実際のお口の中でどの程度影響するかは、まだ十分にわかっていません。

酸味の強いものを口にしたあとは、水で口をすすいだり水を飲んだりすると安心です。すぐにすすげない場面では、控えておくのもひとつの方法です。

歯の状態によって気をつけたいポイントは変わるため、気になる方はホワイトニングを受ける歯科医院に相談してみてください。

食事制限はいつまで?何時間制限が必要か

色の濃い飲食物を控える時間に、すべてのホワイトニング方法に共通する統一基準はありません。歯科医院によっては、次のような時間を目安として案内している場合があります。

ホワイトニングの方法歯科医院で案内される時間の例
オフィスホワイトニング(歯科医院で行う)施術後24〜48時間程度
ホームホワイトニング(自宅で行う)マウスピースを外してから2〜3時間程度
デュアルホワイトニング(両方を組み合わせる)オフィス・ホームそれぞれの目安

※これらは一部の歯科医院で案内されている目安で、医学的に統一された制限時間ではありません。

ホームホワイトニングは、マウスピースを装着している間は飲食をしないのが基本です。マウスピースを外したあとも、使用する薬剤や歯科医院の指示に従ってください。

いずれの場合も、施術を受けた歯科医院から説明された時間を優先してください。

ホワイトニング後の食事に注意が必要とされる理由

ホワイトニング後の歯の状態を確認する女性

ホワイトニングでは、過酸化水素や過酸化尿素などを含む専用の薬剤を使い、歯の内部にある色素を分解して歯を白くします。施術直後は歯の表面の状態が一時的に変化し、飲食物の色素がつきやすくなる可能性が指摘されています。

実際に、35%の過酸化水素でホワイトニングしたウシの歯は、ホワイトニングしていない歯に比べて赤ワインの色素が取り込まれやすかったという研究報告があります。ただし、これは歯を口の外で調べた試験管内の研究で、日常の食事で同じような影響が出るとは限りません。

一方、人を対象とした研究をまとめた報告では、色の濃い飲食物を制限した場合と制限しなかった場合で、ホワイトニングによる歯の色の変化に統計的に有意な差は認められませんでした。そのため、食事制限は必ずしも必要とはいえませんが、施術後の着色に配慮して、色の濃い飲食物をしばらく控えるよう案内する歯科医院もあります。

ただし、控える時間や注意点の説明は、使用する薬剤や歯科医院の方針によって異なります。ホワイトニングを受けたときは、施術を受けた歯科医院の指示を確認するようにしましょう。

色の濃いものを食べてしまったときの対処法

うっかり色の濃いものを口にしてしまっても、慌てる必要はありません。1回食べただけで、ホワイトニングの効果がなくなってしまうわけではありません。

気づいたときは、次のように対処しましょう。

  1. 水で口をすすぐ、または水を飲んで、口の中に残った飲食物を洗い流す
  2. 歯みがきをする場合は、力を入れすぎずやさしく磨く
  3. その後は、必要に応じて色の薄いものを選ぶ

着色が気になる場合は、自己判断で強くこすったりせず、ホワイトニングを受けた歯科医院に相談してください。

白さを保つために日常でできること

ホワイトニングで白くなった歯も、時間とともに少しずつ色が戻っていきます。白さをできるだけ長く保つために、日常生活では次のことを意識しましょう。

  • 飲食後に水で口をすすぐ:色の濃いものを口にしたあとは、水ですすいで口の中に残った飲食物を洗い流しましょう。
  • 毎日の歯みがきを丁寧に行う:歯の表面に汚れが残っていると、着色の原因になります。
  • 色の濃い飲み物の飲み方を工夫する:コーヒーや紅茶を長時間かけて少しずつ飲む習慣がある方は、飲むタイミングや回数を見直してみましょう。
  • タバコを控える:タバコのヤニは、歯の着色の大きな原因のひとつです。
  • 歯科医院で定期的にクリーニングを受ける:毎日の歯みがきでは落としきれない着色汚れを除去できます。

白さの持続期間には個人差があります。色戻りが気になってきたら、追加のホワイトニングについて歯科医院に相談してみましょう。

よくある質問

FAQ section in Japanese よくある質問 with three tooth-shaped icons labeled Q, &, A on a gray background

ホワイトニング後、何時間後から食べられますか?

色の薄いものであれば、施術後も食事ができる場合がほとんどです。ただし、歯科医院によっては、施術後しばらくは飲食を控えるよう案内することもあります。

色の濃い飲食物については、オフィスホワイトニングで施術後24〜48時間程度、ホームホワイトニングでマウスピースを外してから2〜3時間程度を目安として案内する歯科医院もあります。これらは統一された基準ではないため、施術を受けた歯科医院の指示を確認してください。

外食やコンビニで選ぶなら、何がいいですか?

外食では、塩味やクリーム系のメニュー、白身魚の塩焼きなど、色が薄くソースやたれを使わないものを選ぶとよいでしょう。カレーやソース味の料理、醤油ベースのスープなどは避けましょう。コンビニで選びやすい食品は、前述の「コンビニで買えるもの」で紹介しています。

コーヒーやお酒はいつから飲めますか?

コーヒーや赤ワインなど色の濃い飲み物は、施術後しばらく控えるよう案内されることがあります。飲み始めるタイミングは、施術を受けた歯科医院の指示に従ってください。お酒を飲む場合も、赤ワインなど色の濃いものには注意しましょう。飲んだあとは、水で口をすすぐなどして、口の中に飲み物が残らないようにするとよいでしょう。

ホワイトニング後の歯みがきは、普段どおりで大丈夫ですか?

基本的には普段どおりで問題ありません。力を入れすぎず、やさしく磨きましょう。歯がしみる場合や、使ってよい歯みがき粉がわからない場合は、施術を受けた歯科医院に相談してください。

ホワイトニング後に歯がしみる場合は、どうすればいいですか?

ホワイトニング中は、歯がしみる知覚過敏の症状が30〜50%の方に起こると報告されています。多くは一時的なものですが、しみる間は冷たいものや熱いものを控えるとよいでしょう。しみる症状が強い場合や長く続く場合は、我慢せずに歯科医院に相談してください。

まとめ

ホワイトニング後の食事で意識したいポイントは、次のとおりです。

  • 施術後しばらくは、カレーやコーヒーなど色の濃い飲食物を控えるよう案内される場合がある
  • 着色に配慮したい場合は、白米やうどん、白身魚、クリーム系のメニューなど、色の薄いものが選択肢になる
  • 控える時間に統一された基準はなく、歯科医院によって案内が異なる
  • 研究では、食事制限の有無でホワイトニングの効果に大きな差は見られなかったと報告されている
  • うっかり色の濃いものを口にしても、慌てる必要はない
  • 施術後の飲食については、施術を受けた歯科医院の指示を優先する

日々のケアと定期的なクリーニングを続けながら、ホワイトニング後の白さをできるだけ長く保っていきましょう。

当院のホワイトニングについて

三鷹駅北口から徒歩4分のレミントン歯科では、ホワイトニングにスーパーポリリン酸を採用しています。スーパーポリリン酸には歯の表面をコーティングする働きが期待されており、施術後の着色汚れがつきにくい状態をサポートします。

ホワイトニングは、歯科医院で行うオフィスホワイトニング、ご自宅で行うホームホワイトニング、両方を組み合わせたデュアルホワイトニングからお選びいただけます。施術後の飲食などの注意点は、施術の際に個別にご説明しています。

「歯の黄ばみが気になる」「大切な予定に向けて歯を白くしたい」という方は、お気軽にご相談ください。

レミントン歯科のホワイトニングについて詳しく見る

三鷹駅周辺で歯の症状にお困りの方へ。

参考:Münchow EA, et al.「White diet is not necessary during dental bleaching treatment: A systematic review and network meta-analysis of clinical studies」Journal of Dentistry. 2025;153:105459
参考:Hardan L, et al.「Is a White Diet Necessary for Tooth Bleaching Procedures? A Systematic Review and Meta-Analysis」Dentistry Journal. 2024;12(4):118
参考:「Enamel susceptibility to red wine staining after 35% hydrogen peroxide bleaching」
参考:Zanet CG, et al.「In vitro evaluation of the microhardness of bovine enamel exposed to acid solutions after bleaching」Brazilian Oral Research. 2011
参考:厚生労働省 iiha「歯を白くしたい!ホワイトニングにも歯科健診は大切」

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